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Channel: アンデオール バレエ日和
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【やっぱり好きになれぬ】 過熱するバレーボール報道を通して思うイケメンという表現

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つぶやきのような日記ではございますが悪しからず。

現在バレーボール男子の世界最終予選が東京体育館にて行われています。
残念ながらリオデジャネイロ五輪出場権は獲得ならず厳しい評価に晒されてしまっていますが
最後まで悔いなく力を尽くして欲しいと願います。

ところで、男子の日本代表選手といえば試合前から人気ツートップの選手で話題は持ちきり。
試合以外に対するマスコミの白熱ぶりや約20年前からお馴染みになっている
アイドルをサポーターに迎え良くも悪くもショービジネス化している試合の雰囲気にも
疑問を呈する声があちこちから聞こえます。
ただアイドル目当てで観戦に来たファン、またテレビ中継を見ているファンの中には、
結果としてバレーボールファンもなった方もいらっしゃるかもしれません。
裾野の広がりに貢献しているともいえ、簡単に批判できないのが現状のようです。

バレーボールといえば、2年前にバレエとバレー繋がりで
新国立劇場バレエ団プリンシパルの小野絢子さんとバレーボール日本女子代表の木村沙織選手の対談が実現。
当ブログでも紹介いたしました。
手塚プロダクションのホームページには小野さんからアラベスクを習う木村さんの写真もあり。
初めてのバレエに戸惑う木村選手がいたく可愛らしい姿です。
http://tezukaosamu.net/jp/news/n_1461.html

さて本題。その2年前のバレエとバレー対談と偶然にも同時期に触れた事柄で
この度の男子バレーボール報道を見聞きしてやはりどうしても好きになれない表現があります。
それは「イケメン」。「イケメンバレエダンサー」などバレエの記事でも時々見かけます。
個人のブログや会話なら問題ないと思いますが公的な報道や記事での使用は如何なものかと感じてなりません。
軽い響きで、顔だけが取り柄ですと主張しているように思えてしまうのです。
先日、携帯電話の待ち受け画面(勿論某ダンサー)を職場の人に見られてしまったときに
発せられた一言、「おお、イケメンだ」。
良い意味で言ってくれたのだろうとは思います。
対して素直に素敵ですよね、などと口にすれば良かったものの納得いかなかった我が心に勝てず、思わず反論。


「イケメンではありません!貴公子です!!!」


先輩に反論してしまい一瞬ひやりといたしましたが問題なかったようで一安心。
それはさておき毎度考えるのはイケメンに替わる表現です。
貴公子はやや過剰な意味合いですし、現実を見渡せば実際には王侯貴族の生まれではない方が殆んど。
ハンサムも近年は耳にしませんし、美丈夫も古風過ぎるでしょう。日本語及び表現の難しさを再確認する今日この頃。
まだ読んでおりませんがダンスマガジン最新号は男性ダンサー特集を組んでいて
各々のダンサーの魅力をどう表現しているのか、学びたいところです。

以下は余計な話ですのでどうぞ読み飛ばしてください。
バレーボールといえば、週明けは職場で営業所対抗バレーボール大会がございます。
会社の創業以来初の試みだそうです。
概要説明時、担当者が「バレーといっても踊るバレエではなく、スポーツのバレエです」との話。
さすがにここで勘違いする人はいないであろうと思いつつも
バレエが好きですと話すとバレーボールと間違われてしまった経験はどなたにもあることと存じます。

しかしサーブすら成功経験がなく、運動神経皆無で中でも周囲への気配り目配りが重要である
チームプレー系スポーツは極めて苦手な私も年齢と身長の関係で強制参加。
年齢と言われましても昭和末期の生まれでそう若くはなく、
身長も先月の健康診断によれば163㎝。特別高いほうではありません。
国内のみならず海外でもバレーボールブームの火付け役となったアニメ『アタックNo.1』を
リアルタイムで見た世代でもなく、(意外と若いと思われるかもしれませんが
セーラームーン世代です。アタックと聞いて真っ先に浮かぶのは洗濯用洗剤でございます)
真似事すらしたこともなし。さて、いったいどうなることやら。
ただ1点安堵しているのはボールは柔らかめのものを使用するソフトバレー大会であること。
(突き指、骨折の心配はひとまずないと思われる)
確かに、ハードが存在していてもソフトが整っていないと
先日逝去された佐々木忠次さんは新国立劇場に言及する際ソフトの重要性をしきりに訴えていらっしゃいましたが
それは関係ないか。スケールが違い過ぎる話で失礼いたしました。

本日から関東も梅雨入り。しかし午後からは晴れ間が覗き、
不安定な影響もあるのかないのか支離滅裂な内容になってしまい申し訳ございません。
あるバレエダンサーは中学時代はバレーボール部に在籍されていたと
13年前のダンスマガジンで数年に渡って企画されていた男性ダンサーへの10の質問インタビューに掲載。
既に暗記するほど何度も目を通しておりますが再度熟読して励みにしつつ
週明けはバレエではなくバレーボールを頑張って参ります。


※バレーとバレエが繋がった⁉︎イラストの女性、髪形がシニヨンです。




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