公演やレクチャーに足を運んだり、届いたDVDを鑑賞したりと
この週末週明けもバレエ関連の出来事が続きましたがまずはこちらから。
英国ロイヤルバレエシネマ『アナスタシア』を観て参りました。
http://tohotowa.co.jp/roh/movie/anastasia.html
詳しい感想はまた後日書いて参りますが、最後のロシア皇帝一家の史実と謎が絡んだ大変見応えある作品で、
早くも上映終了が近づいていますがお時間がありましたら是非ご覧ください。
ロシア帝国の栄華と革命勃発による衰退がチャイコフスキーの悲哀を帯びた曲の数々にぴたりと嵌る
魂が揺さぶられる作品です。
ヒロインはナタリア・オシポワで、ロシア人ダンサーで初めてアナスタシア役を務めたとのこと。
何不自由なく暮らしてきた少女が革命による帝国崩壊で故郷を追われ、やがて精神病院に入り
幻覚と現実の狭間でもがき苦しむ生き様を持ち前の身体能力と表現力で見事踊り切りました。
オシポワが苦手な方にもどうか観ていただきたい役柄です。
司会進行役のダーシー・バッセルとオシポワにアナスタシア役を指導したヴィヴィアナ・デュランテの対談も
作品の経験者ならではの話に溢れていました。ご都合のつく方はどうぞ映画館へ。
※2012年小林紀子バレエシアターによる本邦初演の感想はこちら、再演熱望。
http://endehors.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-ed21.html
それから今更ではありますが、ブログを開設した4年前に書いて以来
放置状態にあったプロフィールを今月更新いたしました。
バレエとの関わりや好きな作品など以前より細かく綴りましたので、お読みいただけたら幸いです。