マガジンハウス出版の人気雑誌anan最新号(11月9日発売)の特集「大人の男2016」に
舞踊界からも4名が紹介されています。
http://magazineworld.jp/anan/anan-2028/
2年ぐらい前から年に1度のペースで組まれている特集で、30代後半から60代の年頃の著名な男性が取り上げられています。
木村拓哉さんが10年以上連覇をしているananの伝統であった特集「好きな男ランキング」とは異なり
芸能界のみならずスポーツ界の指導者、料理界など幅広い分野から紹介されていてなかなか興味深い内容です。
舞踊界編を語ってくださっているのはAll Aboutでもお馴染みの小野寺悦子さん。
Noism芸術監督の金森穣さん、松本潤さん主演ドラマ『99.9%ー刑事専門弁護士ー』にも出演されていたバレエダンサーの首藤康之さん、
今年紫綬褒章を受章された新国立劇場バレエ団の山本隆之さん、舞踏家の麿赤兒さんを推薦されました。
4人まとめてモノクロ1ページのみの短い紹介ではありますが
ダンス関連ではない雑誌に取り上げられ、注目のきっかけになれば嬉しいことです。
日頃バレエをご覧にならない読者へ向けてインパクト強める目的なのか
首藤さん、山本さんについての小見出しや内容について?マークが浮かんでしまったのは否めませんが
(編集、執筆のド素人があれこれ申す資格はございませんが)冒頭に記されている選出理由には大いに納得。
是非ご覧ください。
anan用に特別撮影された写真入りではないものの舞台写真やプロフィール用の写真は掲載されています。
ちなみに山本さんは芸術選奨文部科学大臣賞受賞理由作品である2012年の『アンナ・カレーニナ』カレーニン。
妻に裏切られていく官僚であるカレーニンは古典作品の王子ではなく、
経験を積み年齢を重ねたからこそできる役柄で今回の特集にぴたりと合致していると感じます。
※今週ゲスト出演された、鹿児島でのジゼル全幕も観て参りました。
百合の花が似合い過ぎる高貴な美しさを備え、広く深い心の持ち主だったからこそ
ジゼルも許し助けたいと思ったなに違いないであろう素敵なアルブレヒトでした。感想はまた後日。
隣のページにはスポーツ指導者が紹介され、先日の全日本大学駅伝で優勝し箱根でも連覇が期待されている
青山学院大学陸上競技部監督の原晋さんやリオデジャネイロ五輪で全階級でのメダル獲得を成し遂げた
柔道男子日本代表監督の井上康生さんら5名が取り上げられています。
いかにして教え子を導いていたかが分かりやすく紹介され、面白い内容です。
立ち読みする時間が殆んどないくらいご多忙な方は見開きで
62、63ページだけは目を通していただけると幸いでございます。