木曜日に行われたワールドバレエデーライブ、ようやく新国立劇場バレエ団の箇所を視聴いたしました。
オーストラリア・バレエ団の中の3時間41秒あたりより、10分程度の映像が世界に発信。喜ばしいことです。
新国立バレエのFacebookに関連情報が掲載されています。
ただ、中継ではなく事前に編集した映像であった点がやや惜しく、せっかくならば新制作『くるみ割り人形』
リハーサル映像を少しでも良いのでそのまま発信してもらいたかったとも感じます。
しかしそうなると10分まとめは困難か。
(午前中のクラス・レッスンを約5分発信していたのは中継とのこと)
とはいえようやく日本からも初参加、しかも通い詰めている新国立劇場バレエ団であったのは嬉しさもひとしおです。
既に新国立のホームページで公開されている小野絢子さんと福岡雄大さん主演『白鳥の湖』の舞台映像に始まり
『ジゼル』2幕ウィリーたちのコール・ド、ナチョ・ドゥアト『ドゥエンデ』もあり、
世界発信するだけあって編集も美しく見応えがありました。眺めていくと、レパートリーの幅広さを再確認できます。
『ベートーヴェン・ソナタ』もあり、中村恩恵さんへのインタビューも収録。
中村さんもダンサーも、インタビューの途中からなぜか吹き替えになってしまいましたが
字幕での対応は難しかったのでしょうか。
イーグリング、そしてウィールドンのインタビューもあります。
各々のダンサーの経験ある役柄に特化して編集したのかと思いきや、気になったのは『ドン・キホーテ』。
柴山さんはヴァレンタイン・バレエでグラン・パ・ド・ドゥは踊られていますが
渡邊さんは新国立ではまだないはず。来期ドンキがあるとの予兆なのか、
それともたまたま柴山さんと撮ることになったのか真相は分かりかねますが、
ファジェーチェフ版の黒金赤の衣裳も似合っているではありませんか。
話があちこちに逸れましたが、古典からコンテンポラリーまで数々のレパートリーを持つ新国立劇場バレエ団を
世界に知ってもらう機会となった映像の公開は11月6日までの期間限定とのことですので是非ご覧ください。