新国立劇場バレエ団新制作ウェイン・イーグリング版『くるみ割り人形』初日と2日目を観て参りました。
初日カーテンコールの様子です。
http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/news/detail/26_011299.html
まだ公演が続きますので詳しい感想は控えますが、突っ込みどころはありつつも
前版に登場した東京都庁と携帯電話からは脱却してまずは安堵。
かなりユニークな振付、(リフト多し、特に主役男性大変だ)キャラクター設定もありましたが
楽しい舞台であるのは間違いありません。言うまでもありませんがコール・ドの質も非常に高く、
中でも雪の場面の細やかさは息を呑みます。是非足をお運びください。
初日は男子校の生徒さんたちの団体が入っていて私が座っていた3階も男子率が高く、珍しい光景でしたが
皆さんマナー良く楽しんでいた様子で一安心。
反応も微笑ましく、リハーサル映像でも公開されている2幕冒頭でのクララ、王子、ドロッセルマイヤー3人による
ふわっと舞い上がるような場面ではおお!っと驚きの声を発し
現在プロ野球日本シリーズで2連勝中のチームの携帯電話会社でお馴染みの音楽にも嬉しそうな声を上げていました。
ところでキャラクターの中で描き方が最も気になっていたネズミの王様、
出番は確かに多く(多過ぎる?やや疑問符がつきましたが)執着心が強い設定のようです。
ただ本日鑑賞しておりますとかなり恐怖感が滲み出ているものの
くるみ割り人形と同様誰かによって魔法をかけられており元は心優しい品格ある王だったのではなかろうかと
本日カーテンコールまで観ていてふと思ったのでした。
まるで『美女と野獣』か!?くるみとは関連のない物語のはずだがいや、今日は関係あるか?など
帰りがけ考えを巡らしていた管理人でございます。
それはともかく振付演出について様々なご意見が飛び交っていましたが注目度が高いからこそでしょう。
どうぞご覧ください。
http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/nutcracker/
スパイスイープラスのリハーサルレポート
https://spice.eplus.jp/articles/153774
衣装デザインを担当された前田文子さんのインタビュー。
誰もが驚いた!?花のワルツの衣装についても語ってくださっています。
https://spice.eplus.jp/articles/153776
公演限定カクテルは林檎蜂蜜ヨーグルト味、クララの夢を表しているのかいつも以上に甘うございました。
昨日も本日も写真以外にも多種のアルコールで乾杯、今週末はどうなることやら。
1幕は英国調な色彩のため、そして開場20周年を祝して初日の帰りにまずはペールエールで乾杯。
開場20周年のためか、それとも今シーズン開幕公演のためか
無料配布のプログラムの1ページ目にこのような写真を掲載。
英国産チーズをメニューで発見。今回のバレエでは1幕で重要な役目を果たしています。